今週末は地元のお祭り 「八坂大祭」 でした。
毎年7月の最後の週の土日に開催されます。
土曜日が前夜祭。
日曜日が本祭。
本祭には町内約5キロの道程を若衆が神輿を担いで練り歩きます。
はっきりとは判りませんが、その昔、娯楽などが無かった時代に、若衆の楽しみとして始まったのが祭りの馴れ初めのようですが・・・約70年ほどの歴史があるようです。
対象者は町内の18歳から40歳。
自分は四十路を過ぎてますが・・・
ただの祭り好きということだけで、OBとして参加しています。
以前、同じ職場の同僚で青森県出身の者がいて、そいつは「正月は帰省しなくても、毎年、ねぶたには必ず帰ります!」
と、本当に毎年ねぶたの時期になると帰省してました。
まあ、祭りの規模も内容も比較にならないほど ”雲泥の差” がありますが自分にとってこの八坂大祭は特別なものです。
毎年この時期が近づいてくると何故かワクワク・・・ソワソワ・・・落ち着きません。
20代前半から参加しOBとなった今でもそれは同じ。
職も年代も違う者同士が一年に一度顔を合わせる喜び。
「元気だったかぁ~?」
「はいっ!」
「飲めっ~!」
世代を超えた交わりがこの祭りの良さでも・・・
毎年、前夜祭から丸二日間、ほぼ飲みっぱなし。
気づいたら朝で、飲み屋から神輿小屋に直行したことも数え切れず・・・
ふらふらになりながらも炎天下の中、練り歩き、担ぎ終わった時の爽快感と言ったら・・・他と比べようがありません!
一時は若衆が減り、存続の危機もありましたが、今では年々増え今年は40人近くが集まってくれました。
以前はこの季節の風物詩として全国にあったこの手の祭りは、やはり少子化の波に押されて段々と少なくなってきてるようです。
片田舎の小さな祭りですが、これからもずっと続けていって欲しいと後輩達に願うばかりです。
まぁ、私も口煩いジジイと言われようが腰が曲がるまで参加させて頂きますがね・・・
毎年、祭りが終わると精も根も尽き果てたかの様に、腑抜け状態が何日間か続いて・・・
そんな時につい口ずさんでしまう歌。
「祭りのあと」
祭りのあとの淋しさが
いやでもやってくるのなら
祭りのあとの淋しさは
たとえば女でまぎらわし
もう帰ろう もう帰ってしまおう
寝静まった街を抜けて
人を恨むも恥かしく
人をほめるも恥ずかしく
なんのために憎むのか
なんのために恨むのか
もう眠ろう もう眠ってしまおう
臥待月の出るまでは
作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎
歌:吉田拓郎
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